Macgregor VIP Tourney Don White

生産年式 2003年頃

このモデルはアメリカマクレガーの1990年代後半にラインナップされたプログレッシブシリーズに端を発する。このシリーズには、マッスルスタイルとキャビティースタイルの2つの流れがあり、プログレッシブマッスルバックのPMB、キャビティースタイルはPCBと呼ばれたようだ。日本のマクレガーはマックテックを扱い、資本の関係も断たれていた各国間のブランドには共通したコンセプトはなかった。資料にはカスタム部門から発生したモデルとあり、熟練工としてドン・ホワイトという人物が紹介されている。当時国内でもウェッジの流通が認められ、MTやVIPというモデル名の復活などを試みたブランドの起死回生モデルだ。刻印に伝統的なイメージがあっても、従来を継承するモデルではなく、一般的ともいえるマッスルスタイルは長いブレード、低いホーゼルなど、全く現代のスタイルと変わりはない。素材にもこだわった訴求がされていたようで、1025という素材がモデルを示す情報もある。V-FOILというコンセプトも、詳細は不明だが、打点へのウェイト集中とのこと。このモデルは、本来V-FOIL・VIPターニーとなるものだが、個人オーダーのカスタムらしく、ソールにはDWのイニシャルが打たれ、本来V-FIOLの刻印のある場所には、NNとオーダー主のイニシャル刻印がある。カスタムの詳細は不明。


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古鉄ミュージアム - 2番アイアン編 ー

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