ブローニング

生産年式 1980年前後

一時期はブローニングスタイルと言われたロープロファイルヘッドが特徴的なモデルだ。このブランドは銃器のブローニング社、ライフルやコルトなどの銃を生産していたメーカーだ。資料には440と刻印されたモデルもあるが、それはナイフに使われるステンレス素材の名称。フェイスの高さは、単純計測で最も高いトウが3センチ、ヒールの低いところでは2.5センチを切る。ただし、長さは一般的なオフセットのあるモデルと同じで、アドレスしてみると視覚的な違和感がない。感覚的に打点の重心を探してみると赤いマーキングあたりで、このマーキングからトウ側に2センチほど打感の良いエリアがあり、かなりトウ寄りでも大きな左回りの球が打てる。ソールの造形でも確認できるように、トウ側へのウェイトが大きく配分されおり、ヘッドが返る設計の打ちやすいモデルだ。ロープロファイルから打ち出されるボールは、かなりの低重心によって、実測で23度のロフトだが、5番アイアン程の球筋を見せる。このモデルには英国のアポロシャフトが装着されており、Rの表示があるもののかなり硬い。ヘッドとの相性で、左へ行かない工夫が、そうしたセッティングとなっているようだ。セットならばスライスの多い初心者向けのコンセプトとして有効なモデルだ。


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古鉄ミュージアム - 2番アイアン編 ー

2015年11月から手にした古いアイアンをまとめて来ましたが、アメバの無料プログラムの変更で2024年4月で見出しページが削除されました。過去データはホームの下に延々と続きます。サムネイルも容量を超えると非表示との事。今後の活用についてはブログでお知らせしています。ブログへのリンクでご確認ください

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